2021-05-18 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
また、委員の御質問である万が一車椅子が取り残された場合、これは、当然ながら、非常用の押しボタンあるいは踏切障害物検知装置の設置といったことが重要になってまいります。
また、委員の御質問である万が一車椅子が取り残された場合、これは、当然ながら、非常用の押しボタンあるいは踏切障害物検知装置の設置といったことが重要になってまいります。
例えば、小田急電鉄では、自動的に列車のブレーキが動作をする踏切障害物検知装置を、二百二十九の踏切のうち、百三十七の踏切に設置をしているとお聞きをしております。東急電鉄でも同様の装置を導入しており、ほぼ全ての踏切に設置をされているとお聞きをしております。 また、二〇二〇年二月に、私の地元の小田急線町田駅の北口の踏切において、AI、人工知能を用いた踏切異常状態検知に関する実証実験が行われております。
○政府委員(梅崎壽君) 踏切障害物検知装置は、自動車が踏切の中で落輪したりあるいはエンストということで動けなくなりました場合に、これを自動的に検知いたしまして、特殊発光信号または赤信号を標示することによりまして踏切に向かう列車を停止させるという装置でございます。
○政府委員(梅崎壽君) この踏切障害物検知装置につきましては、鉄道側が踏切道を優先して通行しているという実態から、安全確保のための措置を講ずべき責務が第一次的には鉄道事業者にあるというように考えられておりまして、この設置につきましては鉄道事業者が一般的に負担しているところでございます。
そこでお伺いをいたしますが、関西の大手民鉄、JR西日本の踏切道の状況、踏切障害物検知装置の設置状況はどうなっているのか、お示しをください。
○梅崎政府委員 踏切障害物検知装置の設置状況でございますが、関西の私鉄各社別に申し上げますと、これは平成六年度末の数字でございますけれども、近畿日本鉄道、これが六百十九、これは障害物検知装置が設置されている踏切道の数でございます。近鉄が六百十九、南海電鉄が百九十八、京阪電鉄が百二十五、阪急電鉄が二百三十四、阪神電鉄が四十四となっております。それから、JR西日本は千二百六十六となっております。
原因は、先ほども御指摘あったのですけれども、ドライバーの運転ミスというものが推定されるわけですが、これにつきましては、ドライバーに対する安全な踏切通行の広報啓発運動等を推進しておるわけでございますが、またJR北海道におきましても、冬季の踏切事故を防止するために、踏切道におけるロードヒーティングだとか、あるいは踏切道のスリップ防止のための硬質ゴム化等の対策を講じるとか、あるいは積雪寒冷地に適した踏切障害物検知装置
また、昭和五十四年度中には、自動車通行可能なすべての踏切に、当社独自のATSと連動させました踏切障害物検知装置の設置をほぼ完了いたしました。なお、昭和五十五年度には、全踏切の自動化を完了いたしました。これにより、運転事故、踏切事故は、飛躍的に減少いたしております。